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”No”を伝える必要性

皆さんの中には、就労に関わらず、今までに
「頼まれた作業がやり切れない気がするけど、断れない」
といった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、そんな時の「“No”を伝える必要性」についてお伝えします。

 
例えば、服屋さんで服畳みを任せられた時、
・自分1人で畳むと1時間かかるだろうと思われる量に対して
「30分で畳み終えてほしい」と言われた時に、「出来ない」と伝えることが苦手。
・先輩社員から「畳みながら掃除も進めてほしい」など、別の作業も追加でお願いされて
「そこまで出来る気がしない…」と思いながらなかなかうまく言えない。
などといった、「出来ない」と伝えづらい場面があったかと思います。

 
業務を進める上で必要なことは「報連相(報告・連絡・相談)」とよく言われますが、
実は「この作業は(この時間では)出来ない」と話すことも「報連相」の1つ、「相談」にあたります。

“No”を言うことは相手に対して悪いのでは?と考えてしまいがちですが、これはむしろ相手にとってプラスの話になります。
“No”と伝えた場合と伝えなかった場合の様子を以下にまとめてみました。

 
〇相手に“No”と伝えずにいると何が起きるか?
・1人で任せられる作業量・時間だと判断される
→時間になるまで1人で作業をすることになる
場合によっては相談する先輩がいない状態になったり、
時間内に終えられなかった場合、「なぜ出来なかったのか」と後で怒られるきっかけにもなってしまいます。

〇相手に“No”と伝えたら何が起きるか?
・1人で任せるには不適切と判断してもらえる
→先輩が作業ペースを確認しに適時回ってくるようになる
1人だけで到底難しい内容であれば、場合によっては誰か空いている人を追加してもらえるかもしれません。
また、出来なかった場合であっても、前もって「出来ない」と伝えてあるため、
実施しきれなかったとしても、先輩の判断であり、責任は自分ではなく先輩にあることになります。

 
“No”を言うことは苦手な人も多いと思いますが、”No”を言うことはマイナスな意味合いではなく
「相手に正しく判断してもらえるように伝える」という意味合いを持っています。
相手が不快にならないよう言葉遣いに気を付ける面もありますが、
うまく伝えられるようになると、ストレスを少なくすることも出来るのではないかと思います。

 
ココ・カラ・フルでは、“No”を自分から発信することが出来るように、
「相手に悪い印象を与えない“No”の伝え方」を訓練の中で行っています。
過去に嫌な経験がある方もココ・カラ・フルの中で訓練して、
実際の就労先できちんと伝えられるように身に付けていきましょう!

 
リタリコ仕事ナビにもココ・カラ・フルの紹介ページが掲載されています。
こちらでも4月からブログを更新していますので是非ご覧ください。
https://snabi.jp/facility/18816

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