こんにちは。
突然ですが、あなたは「タスク」と「To do」の言葉の意味をご存じですか?
どちらも「しなければならないこと」という似た意味をもつ言葉で、混同して使いがちですよね。でも、実はこの2つには明確な違いがあるんです。
タスクとは、「いついつまでに」やらなければならないこと。
To doは、「期限は決まっていない」けれどやらなければならないこと。
つまり、期限の有無によって、「タスク」「To do」を使い分けることができるんです。
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これは某日、とある継続カリキュラムの様子です。
HPに掲載するココカラフルのPR動画を作成するという、利用者による大プロジェクトが進行中なのですが…多量な制作工程に対して、計画が思うように進んでいませんでした。
どうやら、いつまでに何をやればいいのか、誰が何の役割を担うのか…
みんなの頭の上には、はてなマークが浮かんでいるようです。
しかし、時間はどんどんと削られてゆき、発表の期日も容赦なく迫ってきます。
見ているこちらもハラハラどきどき…果たして間に合うのか…
そんな時、見かねた支援員が「タスク」と「To do」の話を挟みました。
するとどうでしょう!
まず期限云々考えず、やらなければならないこと「To do」を次々と列挙していきます。
次に、その優先順位を決めます。
重要度が高い順に、大雑把な計画表が出来上がりました。
そして、やらなければならないことの横に、期限を入れていきます。
これで「タスク」が出来上がりました。
ここまできたら、あとは1つのタスクに必要な準備を書き出します。
役割もハッキリとしてきたようです。
前半ぐちゃぐちゃとしていたチームの考えが、ものの見事にまとまりを見せ、
無事に計画表が完成しました!
これでなんとか発表に向けて準備が間に合いそうですね!よかった~(ホッ)
言葉の意味を理解することは、チーム全体の共通認識を持つうえでも大切なことなのだなと実感した場面でもありました。
あらためて、言葉を正しく使いたいですね。
それよりなにより、
ちょっとした助言によって、ここまで動ける利用者の皆さんの理解力と行動力!
素晴らしいですね!!!