卒業シーズンですね。
巷にも晴れ着姿の人たちを見かける機会が増えて来た気がします。
和気あいあいとはしゃぐ姿をみていると、
こちらもなんだか心が明るくなっていく気がします。
そんな季節に皆様はどうお過ごしでしょうか。
さて、卒業式といえば人生きっての思い出生産イベントですよね。
みなさんにも記憶に残る思い出はあるでしょうか。
片思いの子と写真を撮りたかったけど声がかけれずじまいだったり、
第二ボタンを送りたかったけど渡せずじまいだったり、
クラスメイトが後輩に「ネクタイください」されているのを眺めていたり、
酔ったふりをして教授の背中に「ありがとうございました」と書いた紙を張りつけるいたずらをしたり。
なにかあってもなくっても卒業式自体が思い出になっているような気がします。
なにもできなかった、なにもおきなかったということすら今になっては、笑い話です。
はてさて、経験というのは案外そんなものなのかと、この歳になってようやく思うようになりました。
恋をしてもあのときは行動できなかった自分を、責めたり後悔をしたものです。
しかし、今になってみれば、あのときの自分可愛いとすら思えます。
青春期の自意識は自分を苦しめてきましたが、今になればみんなそうだったんだなとも思えるんです。
ある意味でこれは自己肯定なのかなと思います。
そうして人は成長していくものなのかなと、いまこの文章を書きながらしみじみと感じています。
そんなこんなで、もし過去の私にアドバイスできるならば、こう贈りたい。
春は短し恋せよ私!
※このブログはカリュキュラムの一環として、利用者さんに書いていただきました。
ありがとうございました。