この度、6月末をもって卒業する運びとなりました。
私は、様々なことに勢いで挑戦し、少し経つと一気に嫌になってスッパリ辞めてしまうという悪癖があり、
正直急にぱったりと行けなくなるんじゃないかという不安が、通い始めはありました。
毎日同じことをするのが苦手で、いつも気まぐれにしか外に出ないような自分が、
毎朝同じ時間に起きて、同じ時間に電車に乗るなんてことができるのかと。
そして、生活リズム以上に不安だったのが人とのコミュニケーションです。
自分には長らく家族としか話さない期間がありました。
もう二度と会わないような店員さんには自分から声をかけることはできるけど、
二回以上顔を合わせるような、ましてやお互いの名前を覚えて呼びあうような関係性を作ることに恐怖を感じていました。
しかし、通い続けてだんだんと支援員の方々と関係性を築いていくうちに、自分の本来の性格を思い出すことができました。
精神的に不安定だった時代の人の顔色を窺ってオドオドとしていた自分に記憶を塗り替えられていましたが、
本来自分はもっと自分の意見を持っていて、小さな幸せも感じ取れる人間だったんだと気付くことが出来ました。
さて、私が支援員の方々と同じくらいお世話になったのが、セキセイインコのココちゃんです。
動物好きながら、飽き性な性格から親にペットを飼うことを反対されていた私にとって、
ココちゃんは初めてちゃんとお世話をしたペットです。
鳥には馴染みがなく、なんなら少し苦手意識を持っていたくらいでしたが、
毎日お世話するうちに耳元で大声でおしゃべりされても、顔を執拗につつかれても、
それも愛情表現だと流せるように。
苦手なルーティン作業であるケージの清掃やエサやりも、
一つの命がかかっているという意識から苦も無く毎日こなすことができました。
今では手を出すと乗ってくれたり、ケージから出すと頭に乗ってくれたりと、
気まぐれながらも懐いてくれています。
ココカラフルで過ごした時間は、就職に向けた訓練だけではなく、
自分自身を取り戻す時間でもありました。
生活リズムを整えること、人と関わること、役割や責任を持って行動すること。
当たり前のようで、以前の私には難しかったことを、一つずつ積み重ねることができたのは、
支えてくださった支援員の皆さんや、一緒に過ごした利用者の皆さんのおかげです。
これからはいよいよ新しい環境で社会人としての生活が始まります。
不安もありますが、この事業所で学び、経験したことを自信に変え、
一歩ずつ前に進んでいきたいと思います。
これまで支えてくださった皆様、本当にありがとうございました。
【担当支援員からの言葉】
あらためて、就職おめでとうございます。
あなたが率いるチーム・ココの活動は、本当に素晴らしいものでした。
チームの誰もがあなたを頼りにしていたし、支援員である私も強く信頼していました。
この活動で培った力は、かならず仕事に活きると信じています。
今度は社会人という同じラインで、共に頑張っていきましょう!
定着支援でお会いできることを楽しみにしています。